あおろぐ

人が生きると書いて人生。額面より可処分量。

文字と信用

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文字や言語についてふと考えるきっかけがありました。

 

ある日、3歳の息子に「自分の名前を書いてみて」と言ってみた時のこと。息子は色鉛筆を握って、グルグルと何重にも丸を描きました。

 

「そうだよな、まだ文字書けないよなー」

 

とごく当然のことを思いながら、それでも何個も同じようにグルグルを描き続ける息子を微笑ましく見ていました。

 

でも、その時ふと思いました。これは「名前なんじゃなかろうか?」と。

僕が勝手に「ひらがな」でも「カタカナ」でも「漢字」でも「ローマ字」でもないからこれは文字ではないと思い込んでいるだけで、息子からしたら間違いなく名前を書いたものなのかもしれない。

 

共通認識(信用)によって成立するもの

こう思うと、文字はその形状が重要ではなくて、その形状に対する『共通認識』が重要なんだと気付きました。それは僕たちが普段使っている『通貨』でも同じようなことが言えて、「1万円札」には1万円の価値があるとの『共通認識』があるから、その『紙』によって1万円分の何かと交換できるということが成り立っています。

「おはよう」という言葉は「あいさつ」であるという『共通認識』があります。しかし、「おはよう」を「あいさつ」ではなく「殺意」と認識する人がいるかもしれません。極端な例えですが、つまり言葉自体には本来意味は無くて、ある集団の中でその言葉に対する『共通認識』を作ることで、そのコミュニティでの意思疎通を成立させる手法としての言語が誕生したのだと気付きました。

簡単に言えば、言葉や文字もまた『信用』によって成り立っているということです。

 

息子の描いたグルグルを「文字では無いもの」と見れば、それは息子の言語を「日本語」という枠に収めようとする親のエゴなのかもしれません。最低限必要なエゴ教育もあると思いますけどね。

 

世界の文字

そんな風に『文字』について考えてみると、世界には何種類の文字や言葉があるのか、気になってきました。

 

「世界 文字 種類」でググってみたらこんなサイトが出てきました。

 

地球ことば村

地球上では今、約5,000から6,000のことばが話されているといわれています。ことばはそれぞれの地域で育まれた独自の知恵と知識と想像力の宝庫であ り、人々の生きた証しと経験を凝縮し、それらを伝え合うことを可能にしています。それがことばの力です。(地球ことば村より一部抜粋)

 

地球ことば村さんによると、世界には5,000〜6,000のことばがあり、文字は240種類以上あるそうです。とても覚えきれないぞ。

このように多種多様な文字や言葉があるなかで、外国人の方が日本語を話されると嬉しく思う、というのは、言葉が『信用』で成り立っているものだから、それによって繋がったことに対する喜びなんだと思いました。

 

地球ことば村さんのことばの世界というコラムもとても興味深くて面白いです。ぜひ一読してみてください。

 

余談

アイキャッチにグルグルの画像ということで『魔法陣グルグル』を使えないかと検索したら、なんと2017年夏からアニメ放送が始まるとか。めっちゃ懐かしい。

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