あおろぐ

人が生きると書いて人生。額面より可処分量。支え合いより与え合い。

なぜ人は自殺するのか?

ニュースは連日のように不幸な話題を届けます。中でも自殺の話題は本当にいたたまれない思いになります。自殺ってなぜ起こるのでしょうか?

僕が思うに、それは『死ぬことを選択できる』からです。

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『死ぬ』ことを選べる

理由はそれぞれあるかと思いますが、とにかくこれまで自殺で亡くなった方達は自分の意思でその命を絶っています。それは悲しいことです。しかし僕は勇敢な選択とも思う気持ちがあります。

少し前にも電通の一件で過労自殺が取り上げられました。自殺に至る前に会社を辞めること、その環境から逃げ出す勇気の大切さを改めて実感しました。現実にはそれは難しい課題なのだということも同時に感じました。

とはいえそんな風に周りがどう思おうが、自殺をした人はそれが最善の選択だと思っているということです。会社を辞めて生き続けるよりも、死んでしまったほうが良いと考えたのです。本人が最善の選択をしたのなら僕はそれを否定しません。勇敢な選択だと思います。

 

「自殺してはいけない」はエゴ

「自殺」に対してポジティブなイメージを持っている人は少ないと思います。でも全否定するほどネガティブなものではないと思っています。

追い詰められ、自殺をしようとしている人に向かって「自殺はダメだ!」とその選択肢を奪ったらどうなるのでしょうか?もう行き場がありません。出来ることは選択肢を増やしてあげることだと思います。そのうえでもう一度選んでもらう、それしかできないのではないでしょうか?それでもやっぱり自殺を選ぶ人はそれが最善の選択なのです。

悲しいのは、自殺が本人を含む社会全体による他殺であるということです。自殺以外の選択肢に希望を持たせることのできない社会だからこそ人は自殺を選ぶのだと思います。

 

自然淘汰でもある

社会全体による他殺という視点からだと、今の社会に適合しない人を無意識に淘汰しているという側面もあると考えられます。会社は歯を食いしばってでも最後まで勤め上げるべきという価値観は現代では少なくなってきていて、転職は一般的になったし、嫌なら辞めてもいいという風潮になってきました。その中で今の時代の風潮と合わない人が生きづらさを感じた末に自殺に至るというのは、ある意味社会による自然淘汰だとも言えるのではないでしょうか。そして、それが起こった要因である企業が社会から批判を浴びて衰退していったとしたら、それもまた自然淘汰だと考えます。結局その時代に合う種を残していくという自然の理だと思うのです。

 

『死なない』ことも選べる

自殺は本人の最善の選択であり、また社会がそう選択させているという事実から、自殺は悪いことと決めつけるものではないと考えます。それでも当然、身内や親しい人が自殺を考えていたら悲しくなり、なんとかしてあげたいと思います。「死なない」ことを選ぶ勇気を持つきっかけ作りを一緒にします。僕自身は僕のためにとにかく「後悔しない」ために行動するしかありません。最終的には本人の選択に委ねるしかないのです。

 

最後に

迷ったり悩んだりしている人にはぜひ読んでほしい本があります。それは「嫌われる勇気」という本です。アドラー心理学を分かりやすく読みやすくした本です。とても有名な本なので知っている方も多いかと思います。

僕はこの本を読んで、これまでの対人関係で抱えていた悩みの多くが解消され、生きるのが楽になりました。全てを実践することは困難かもしれません。でも一歩ずつ、小さなイチを自分に足すように変えることができれば、きっと未来は明るくなります。読んだことがない人はぜひ手にとってみてください。