2018年が始まり、僕の写真家人生が幕を開けたわけであります。
みなさま、あけましておめでとうございます。
さて、写真家と自称しても、まだカメラを持っているだけの人でしかないので、ちょっと知識を入れてみることにしました。ググって調べて見た結果、僕は3つの事を知りました。
恥ずかしながら、これまでこれらの事を気にしたこともなければ、その用語の意味もチンプンカンプンです。なので調べてみました。
【 シャッタースピード】
これはシャッターが開いてから閉じるまでの速さ(開いている時間の長さ)のことです。言われてみればそのまんまのことです。いやいや、写真なんて「カシャ」ってやれば撮れるもんでしょ?シャッタースピードが写真の出来に影響するの?と疑問に思いました。しかしそれはシャッターの開閉が何をしているかを知ることで理解できました。
シャッターの開閉は、枠に収まったシーンをそのまま取り込んでいるのではなく、光を採り込んでいます。
同じシーンでもシャッタースピードが遅い(長い)場合は、明るく写ります。
逆にシャッタースピードが早い(短い)場合には、暗く写ります。
明るい日中の屋外での撮影と夜景の撮影では、明らかにシーンの明るさが違います。そのため、写真を撮影するときにシャッタースピードを調整して、光を採り込む量を増減させる必要があります。
昼間の屋外でシャッタースピードを遅くして撮影すると、光が入りすぎて真っ白になり、夜景の撮影でシャッタースピードを速くして撮影すると、光が足らずに真っ暗になってしまいます。こういったシーンでの調整を自動で行ってくれるのがAUTOモードです。
シャッタースピードのみを変えて撮ってみたものがあるので比べてみてください(被写体に特に意味はありません)。
撮影環境は、夜の屋内で光源は室内灯(白)です。
[シャッタースピード 1/4秒、F値5.0、ISO感度400]
[シャッタースピード 1/15秒、F値5.0、ISO感度400]
[シャッタースピード 1/50秒、F値5.0、ISO感度400]
ちなみに、シャッタースピードを自動設定するモードで上と同じように撮影したところ、1/13秒(F値、ISO感度は同じ)となりました。
また、シャッタースピードは写真の明るさ以外にも、「動き」の捉え方にも影響します。シャッタースピードは、その開閉の長さのことで、シャッターが開いている間、光を採り込んでいます。もしその間に被写体が動いたり、撮影者の手ブレが起こったらどうなるでしょうか?当然ブレブレの写真になってしまいますね。
前述の通り、暗いシーンでは長く光を採り込む必要があるため、シャッタースピードが下がります。シャッタースピードが下がるということは、撮影者にとっては、それだけじっとしていなければならない時間が長くなるということです。
じっとしていられなかった場合の例を載せます。
撮影環境は前出の写真と同じ部屋で、室内灯を消した状態です。
上の写真は普通に手で持って構えて撮影しました。じっとしているつもりですが、少しも動かないでいることはほぼ不可能です。それがブレの原因となります。
こういった場合に、三脚等カメラを固定できるものが必要になってきます。今回はテーブルに置いた状態で撮影して見比べてみました。
[シャッタースピード 1/15秒、F値5.0、ISO感度400]
ほぼ真っ暗です。
今回はシャッタースピードに絞っているので極端なことになっているかとは思いますが、シャッタースピードの設定の違いで、撮影された写真にどのように影響するかがわかってもらえたかと思います。
また、今回は試せてはいませんが、シャッタースピードをあげることによって、動きのあるシーンを捉えやすいというのも知りました。今度試してみます。
今回はシャッタースピードのみに絞った話を書きました。今後、シャッタースピードをいろいろと触って撮り比べをしながら掴んでいくと同時に、絞り(F値)、ISO感度についても実践をとおして身につけていきます。
アイキャッチ画像は、いろいろ設定をいじりながら撮ってみた一枚です。